温めなおしはリスクにも⁉

皆さん、こんにちは。

もう今週末には12月に突入ということで、忙しさがアップしてくるころではないでしょうか??


すでに今もお忙しいくしていることとは思いますが、もしかしたら普段行っている行為が実はリスクある行為になっているかもしれないという話を1つ。。。


それは「温めなおしが意外な毒を発生させる」


普段みなさんが行っている、食材・おかずなどの温めなおし!!

簡単に思いつくのは、夕食のおかずやお昼のお弁当を電子レンジでの温めなおしなんかですが・・・皆さんはいかがでしょうか??

“温め直す”ことは、おいしくご飯が食べられるなど利点が多いような印象があると思います。そんな“温め直す”という行為には、じつは身体に有害な毒素を発生させる可能性があるというのです。


温めることで発生する有害な毒素とは「AGEs(エージス)」という「終末糖化産物」と呼ばれる物質のことです。

「認知症」や「脳梗塞」「肌のシミ・シワ」「骨粗しょう症」など、老化の引き金となる毒素で、あらゆる食品に含まれているといいます。 特に「動物性脂肪食品」を加熱することで発生するようで、よくあげられるのは大ブームとなっている「ホットケーキ」。あのこんがりとおいしそうなキツネ色の部分にこそ、「AGEs」が発生しています。そのほかにも「フライドポテト」や「唐揚げ」など、誰もがよく食べる食品に毒素が隠れているのです。 また、温める行為には「食中毒」にも注意が必要です。逆にリスク回避の印象が強いと思いますが、正しく再加熱をおこなわない場合は菌が死滅しきれず「食中毒」を引き起こすこともあります。


どのような食材がそのような対象になるのでしょうか??一部ご紹介していきたいと思います。

◆鶏肉

「鶏肉」は温め直しをすることで、たんぱく質の構造が変化し「消化不良」を引き起こす可能性があるといわれています。 また、「唐揚げ」の場合は、もともと含まれている「コレステロール」が酸化して「悪玉コレステロール」になります。その悪玉コレステロールが増えると「動脈硬化」になってしまう恐れもあるので気をつけたいところです。なるべく揚げたてを食べて、劣化した油を摂取しないようにしましょう。


◆きのこ

「きのこ」は微生物の影響を受けやすく、たんぱく質が変化しやすい構造をしているといわれています。温め直すことで消化器官系に悪影響を及ぼすリスクが高いほか、もともと食中毒も起こしやすいため、保管方法から気を付けなくてはいけません。 保管する場合は「冷蔵庫」を徹底し、温め直す時は24時間以内で70度以上であれば安全領域になるそうです。


◆じゃがいも

じゃがいもは栄養豊富であることから、細菌がつきやすいといわれています。「カレーライス」や「こふきいも」など、じゃがいもの定番料理は余ってしまうことがありますよね。そんな時、うっかり常温で置いておくと「バクテリア」が繁殖して食中毒を引き起こす危険があるそうです。 基本的にじゃがいもを使用した料理は冷蔵庫で保管し、再加熱する際はバクテリアを死滅させるためにも、電子レンジではなくコンロでしっかり温めるようにしましょう。


◆ごはん

炊いたご飯を室温で冷ましておいたりしていませんか?じつは、ご飯には加熱しても死滅しにくいバクテリアがつきやすいので注意が必要です。そのため保管をする場合は、粗熱が取れたら、すぐに冷凍庫にストックするようにして、細菌の繁殖を防ぐように心がけましょう。冷凍する際は、ラップの上からアルミホイルで包むと早く冷凍でき味の落ちを抑えることができますよ。またあたためる際は、解凍ではなく一気に加熱しましょう。


◆ほうれん草

ほうれん草には畑の肥料として使用される「硝酸塩」という物質が比較的多く含まれいます。体にはあまりよくない成分のようですが、植物の成長には欠かせない物質です。しかし、高温になると体によくない物質に変化してしまいます。 「硝酸塩」は下茹でをしたのち、水に晒せば減らすことができるといわれているので、ぜひ徹底してみてください。また、ほうれん草は作りおきを考えずに、食べきれる量で調理をするなども検討しましょう。


◆卵

「卵」は「目玉焼き」や「オムライス」など、さまざまな加熱調理が知られていますが、熱に弱い食材です。加熱をすることでたんぱく質などの栄養価が減少してしまうといわれています。 また、加熱すればするほど体内の消化吸収率が下がるようなので、ベストな食べ方としては「半熟ゆでたまご」や「生卵」がおすすめ。徹底する必要はありませんが、偏りすぎない調理法を心がけましょう。


食材ではありませんが、 温め直しをしたい料理に「チャーハン」てありますよね。実は、チャーハンは油を多く含み、それが加熱されると「トランス脂肪酸」が発生し「悪玉コレステロール」が増える可能性があるといわれています。 そのため、お弁当などの場合は極力温めずに食べることがおすすめです。チャーハンはなるべくお店やお家で作りたてを味わうのがよさそうですね。どの料理も出来立てにかなうものはないと思いますが・・・


温めることのリスクがわかりましたが、正直温めない食生活なんてなかなか難しいという人もいるでしょう。せっかくならばおいしく食べたいです。

安全な温め方をご紹介したいと思います。

・温め直しは短時間ですませ、66度以上で加熱する

・食べきれないと判断したら、早々に冷凍保存する

・調理の際に生の食品との接触は避ける(汚染を防ぐ) 特に、生食品に触れた調理器具(はしやおたまなど)を、温め直しの鍋や料理でうっかり使わないようにしっかり分けておきましょう。


逆に先手必勝で対策すれば怖くない!!

>>食べきれないならすぐ冷凍

カレーやシチュー、煮物など、大鍋で調理をする料理はもともと食べきることを前提にはしていないはずです。正しい加熱をすることでリスクを減らすことはできそうですが、食べきれないことが事前にわかっていれば、すぐに冷凍保存をすることが一番安心です。冬も食中毒は油断大敵!!!キッチンの寒さに便乗して、コンロの上に置きっぱなしはキケンです!

>>なるべく作りおきを減らす

一見かしこく思える「作りおき」ですが、すでにリスクが高めの行動だとわかっていただけたかと思います。まさか自分がこんな目にあうとは……という日は誰にでも起こることです。効率は下がるかもしれませんが、健康には変えられません。なるべく作りおきをすることは減らし、どうしても必要な場合は、正しい温め方や冷凍庫での保存をおこないましょう。


利便性があがっている現代でも、実際にすべてが対応できているわけではないのでアナログな部分での回避できることは家族の安心安全、健康とは変えられないので是非頭の片隅にで構いませんので入れておいて頂けたらと思います。


まずは、おかずの温め直しからリスクヘッジを行って冬にも強い体を作っていきたいと思います!!

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