「MSG」

皆様、こんにちは!!

GWに突入されている方も、まだ週明けからスタートという方もいらっしゃると思いますが天気もよくとても過ごしやすい…むしろ昼間は汗ばむ陽気だったりですね。


昨日は、北海道では季節はずれの大雪もあったりですが。。。


まずは皆様、素敵なGWをお過ごしください。

今日はそんな中、わかってはいるけど…なことをと考えております。


「うまみ調味料」

皆様も1度は耳にしたことがあるかと思います。

そもそも「うま味調味料」とは?

化学調味料のことであり、グルタミン酸ナトリウムが主な成分です。英語の頭文字をとって「MSG」とも呼ばれます。

アメリカでは1960年代にこのMSGをめぐって大きな問題が起きた歴史があります。

1968年、中華料理店で食事をした少数のアメリカ人が、その後体のしびれ、頭痛、顔の紅潮、眠気などの症状を訴えました。中華料理では大量のうまみ調味料を使うため、食べ続けることでそのような症状が起きやすいと考えられ、"中華料理店症候群"と名づけて問題視されるようになりました。調査ではMSGに害があるという確証は得られませんでしたが、欧米各国ではいまだにMSGに対して疑問視する声があり、「NO MSG」という表示をかかげるレストランも多いようです。

同時に「MSGは悪いものではない」という研究が多数発表されており、議論が続けられてもいます。


うま味調味料はアジア料理には欠かせないものであり、めんつゆやだしの素・ドレッシング・お漬物の素・インスタントラーメン・カレールウ・かまぼこ・ソーセージ・コンビニのお弁当・お菓子・スナックなどほとんどの商品に使われているんです。またファミレスなどのチェーン店でもよく使われているようです。

食品添加物の表示としては、グルタミン酸ナトリウムは「調味料(アミノ酸)」とされている場合が多く市販品のパッケージの裏面で、よく目にします。

料理にグルタミン酸ナトリウムを入れると、その名の通り味がより良くなるといわれています。だからこそ多くの調味料や加工食品にも使われているうま味調味料。

日本でも古くからダシをとるという文化があります。昆布や煮干しなど天然のうまみ成分(グルタミン酸)であれば問題ありませんが、それを化学的に作り出してナトリウムと結合させるという点が問題視されています。


しかし、先にあげたようにMSGは人体に有害ではないという研究結果も多数報告されています。また、市販されているあらゆる食品にグルタミン酸ナトリウムが使用されており、完全に避けて通ることは不可能ともいえます。

だからこそ、上手につき合っていくことが大事です。

グルタミン酸ナトリウムの1日の許容量は6gです。グルタミン酸ナトリウム3gは食塩1gに相当します。

量を言われても実際にどれくらい使われているのかはわかりづらいですね!!

まずはとりすぎを避けるために、日ごろの食生活を見直してなるべく外食を減らすことにして化学調味料の摂取量なるべく控える工夫をした方が良いと思います。


◆妊婦さんにはとても重要

妊婦さんがグルタミン酸ナトリウムを摂取すると、分子が小さいグルタミン酸ナトリウムは胎盤をすり抜けて胎児に影響を与えてしまうケースがあります。胎児の脳機能に悪影響を及ぼす場合もありますので、妊娠中の方はくれぐれも注意してください。母体の肝臓機能が弱っているときに注意が必要です。


外食するとどうしても塩分が多くなりがちです。味が濃いものが数多く出ています。できるだけカリウムを含む食品を食べて、塩分を体外に排出するようにしましょう。 カリウムを摂取するには、豆腐などの大豆食品、わかめやひじきなど海藻類を食べると効果的です。


口に美味しいものが、身体に美味しいものとは限らないばかりか逆の場合がどうしても多いです。そこを意識の中に入れた上で様々なものをバランスよく取り入れていきたいですね。天然のまずは素材からですかね。。。今の時代その素材すらも見た目はキレイでも栄養価が全然足りていないなんて良くある話です。

一昔前の時代の日本の食事文化と比べると栄養面でものすごい差があります。

より一層、賢くなる必要があると思います。

0コメント

  • 1000 / 1000