まごわやさしい!?

皆さん、こんにちは。

昨日の中秋の名月はいかがお過ごしでしたでしょうか?


かなり夜間は冷えてしまっていたので、外を眺めるには少し気合いが必要だったのでは?

そして我が家でも昨日より毛布が登場しつつあります。


秋も色を出しつつあるこの時期に、急な気候の変化で体調を崩されるかたも多くなりそのタイミングを逃すべくウィルスが乾燥とともにやってきます。

そこで、今一度ということで・・・


「まごわやさしい」

ほとんどの方はご存知かと思いますが、仕事しすぎなかたによっては偏りがどうしても出てくるのが食事ですね。その昔より一汁三菜を基本とした日本の食事のバランスのよさは、世界的にも高く評価されて来ました。しかし、食の欧米化が進み、コンビニやファーストフード店など手軽に食べられる飲食店が増えてきたことから不規則な食生活を送っているという方が増えていることも事実です。


そもそも「まごわやさしい」って何でしょうか?

ま(豆類/納豆・大豆・小豆・豆腐・黒豆・グリーンピース・油揚げ・高野豆腐など)

豆類には植物性たんぱく質が豊富に含まれています。大豆はそのままよりも納豆、豆腐、味噌などのように発酵させたものがおすすめ。このような加工食品は季節を問わず多く出回っています。そのまま食べたり、焼いたり・・・・・・摂取しやすい方法で日常的に取り入れたいですね。

ご(ごま・アーモンド・くるみ・ピーナッツ・栗・ぎんなん・松の実など)

たんぱく質・ミネラル・脂質が多く含まれています。殻が固く消化しにくいので、刻んだり、すりつぶしたりして使うことで吸収もよくなりますよ。和風のゴマドレッシングでサラダを食べるのも一石二鳥ですよね。いつものレシピに加えることで香りも良く、また食感もアクセントになります。

わ(わかめ・ひじき・のり・昆布・もずくなど)

ミネラルや鉄分が豊富。海藻類は、お酢や油と一緒に調理すると、効率よく栄養を摂取できます。味噌汁の出汁を昆布からとり、具材としてわかめを入れると、手軽に毎日食べられて嬉しいですね。現代人に不足しがちな海藻類なんです。

や(野菜/緑黄色野菜・淡色野菜・根菜類・ほうれん草・トマト・白菜・キャベツ・セロリ・もやしなど)

野菜によって含まれる栄養素は違いますが、すべてに含まれているのは、ビタミンとミネラルです。加熱するとかさが減るのでたくさん食べられますよ。ただし、加熱によって栄養素が損なわれてしまうものもあります。

さ(魚類/あじ・いわし・あさり・さば・鮭・まぐろ・たこ・えび・牡蠣・しじみなど)

魚はたんぱく質の宝箱。選ぶポイントは、北の海で獲れた天然物の青魚です。つい、魚よりもお肉を食べてしまいがちですが、たんぱく質はお肉より魚から摂りましょう。おつまみの小魚もいいですし、ごはんにじゃこをのせて食べるのもいいですね。塩焼きや味噌煮など調理法のバリエーションも豊富です。

し(キノコ類/舞茸・マッシュルーム・しいたけ・しめじ・エリンギ・えのきだけ・なめこなど)

きのこ類は食物繊維は豊富。実は、ミネラルやビタミンも多く含まれています。きのこは低カロリーなので、たくさん食べても安心ですね。香り、食感ともによく、和食洋食中華とどのジャンルの料理にもよく使います。

い(芋類/さつまいも・里いも・じゃがいも・山いも・こんにゃくなど

いも類は食物繊維と炭水化物を多く含みます。白米やパンなどの精製したものより、自然のままのいも類のほうが良質!特にネバネバ成分を含む里芋や山芋がおすすめです。そのまま食べるのはもちろん、ゆでたり、揚げたりとバリエーションも豊富なのでぜひお試しください。


いかがでしたでしょうか?

最初に「ん!?」と文字の字列もおかしいと思われていた方もいらっしゃるかもしれませんが、改めて見直すととても大事なことなのだと思います。

特に冒頭の方でお話ししました「一汁三菜」という食事のバランス。この中にうまく「まごわやさしい」のアイテムを取り込んでください。

これからの季節も外的要因での病気が蔓延してきますのでぜひ今から見据えた年末健康志向で今年の冬も元気に乗り越えましょう!!

0コメント

  • 1000 / 1000